重症妊婦だったかな?
病室には,重症妊婦と書かれていたかもしれません。
とーぴんも,覚えていません。
寝ておかないとダメな生活の,唯一の楽しみは,毎日とーぴんが病室に来てくれることでした。
看護士さんも,一日に二回は来てくださるのですが,お仕事の邪魔になってはいけないので,必要以外しゃべれず…
とーぴんは,職場が道路挟んでたまたま隣だったのにも関わらず,汗かいたままきたらいけないかなと思って,シャワーを浴び,かーぴんの下着を洗い,乾いた洗濯物を持ってきてくれていました。
はっきり言って,妊婦ののびのびパンツなんて,洗ってもらうつもりはなかったのですが,こればっかりは,仕方なく…
と「3枚じゃ乾かないとき困るから,もっと買ってよ。」
と言われましたが,双子,とってもお金かかりそうなので,とーぴんには悪いですが,こんなことでケチりました。。
入院一か月くらいして,19時頃に,はじめて看護士さんに
「今手が空いていますので,ずっとしんどい思いされていますし,○○されませんか?^^」
と,言われました。なんと言われたかわかりませんでしたが,後で調べたら,足を洗ってくさるという意味でした。
なにか大がかりなことをしてくださいそうと思い,もうすぐとーぴんがくる,一日で唯一の楽しみな時間が短くなる!!(とーぴんは遠慮して退室するので)
と思い,
か「していただきたいのですが,もうすぐ旦那がくるので…」
看「気持ちいいとおもうのですが,いいのですか。。」
と,断ってしまいました。。
その後,一か月半ほど続けて入院しましたが,言ってくださったのは,あの時のみ。
惜しいことをしました。。
要管理妊婦としての
入院生活
*基本的に,立たない歩かない
トイレ・食事・洗顔・歯磨きの時は,いいですよと言われました。
病室から出てはいけません。張るといけないので。
毎日,体拭きをしてくださいます。
洗髪は,週に1?2回(どちらか忘れましたが),車いすに乗せてくださり,洗髪できるところに連れて行ってくださって,してくださっていました。ドライヤーは病室で,自分でしてよかったです。
お腹が張ったらいけないから,頑張ってずっと横になっていました。
とーぴんに図書館の本を持ってきてもらって,横向きになって読んだり(結構疲れる),携帯でゲームしたりくらいしか,週数を稼げず…
窓から見える景色は,NICUの窓…
空には,毎日医療ヘリが飛んでくるのが見え…
初夏の心地よい日が続いていましたが,ずっと寝ているのが使命なので,時々外に出たくなりましたが,気を紛らわせ,双子に話しかけていました。
*体を冷やしてはいけない
- 常温のペットボトルの水を飲む
- お腹を触って,温かくなかったら,湯たんぽのようなものを借りる
初夏の,連日28度とかの季節でした。
もちろん,クーラーはつけません。冷えたらいけないから。
汗,噴き出ます。特に,お腹を温めていたら。。
赤ちゃんのために!!週数稼ぐぞ!!
妊娠27週 転院
妊婦健診で,
か「双子って,早めに出産するイメージがあるのですが,どれくらいの週数で出産する予定ですか?」
と,まだ入院する前,先生に尋ねたことがあります。
医「双子だからって早く出すとは決まっていないよ。自然分娩でいいし。無理に帝王切開する必要はない。」
か「そうなのですか。」
かーぴんは,周りの友達は,ほぼみんな自然分娩だし,入院していないので,知り合いの双子のお母さんも,管理入院せず,自然分娩だと言っていたので,普通?に,出てきてもよい週数まで普通に生活できるものと思っていました。
転院し,要管理妊婦というタグを付けられた,もしかしたら機材が入るかもしれないので。と言われ,転院前の2倍ほどの広さの病室(個室)に入ることになりました。
病室につくや否や,当直の看護士さんが,点滴用の針を入れてくれ
(三度チャレンジしても失敗するので,ベテランさんがしてくれた。
週に一度,針を変えないといけないので,次の週も三度失敗されたので,
その次から,ベテランさんにお願いするようになった),
当直の産科医が色々説明してくれ(結局担当医となる),
前の病院で張り止めの点滴も効かなかったので,
アメリカでは張り止めとして承認されているが,
日本では,高血圧の患者用の点滴として承認され,張り止めとは承認されていない点滴(ニフェジピン(商品名アダラート))(2015年時点)を,点滴し続けることになった。
入院に際しての承諾書,用途が未承認の点滴を使う承諾書に,とーぴんは,うーん。。と思いながらサインし続けました。
入院8日目
お腹が若干痛くなったので,看護士さんに伝える
↓
看護士さん,先生に伝える
↓
外来後,診察してくれる
医「うん。10分おきに張っているし,痛みが強くないが,産まれてもいけないので,転院!」
か「えーーーーーーーーーっっ!!34週,無事に迎えたら,先生の所に帰って来れますか?」
医「34週超えたらな!気をつけてな!」
か「はいー(涙)」
看「NICUのある病院に,救急車で行くので安心してくださいね^^私も一緒に行きますから^^
貴重品と,すぐいるものだけ持って行きますね。残りの荷物は,旦那さんに取りに来て頂くよう,電話しておきますから^^」
か「ありがとうございます!!!!(涙)」
転院って,そんな,そんなに大変な事態になったの?
赤ちゃん大丈夫なの?
と,不安になり,ベッドから担架,救急車,転院先の病院へ行くまで,私はずっと,付き添ってくださった看護士さんの手を握らせていただいていました。。
運ばれている間,やけに冷静な自分もいました!!
実は救急車に乗るのは2回目!(一度目は,急性胃腸炎)
病室のベッドから担架に乗せていただくの,とっても違和感なくスムーズすぎて,救急隊員さんの手が羽毛布団のようでした!!なめらかすぎて驚きました!!
振動を感じることなく,スムーズに運んでくださり,ありがとうございました!!
入院2日目
病室にずっといるのも暇なので,病室のあるフロアだけ歩いてよいと言われたので,歩いてみましたが,そんなに広くもないので,すぐ終わる。。
14時頃,看護士さん,来室♪
看「調子はどうですか^^お腹,柔らかくなりましたか^^」
か「張り止めの薬,飲んでいますが,全く。。。」
看「触りますね^^ ほんとですね。。 計ってみましょうか。」
まだ間隔開かず。。。
看「先生と相談してみますね。」
先生と相談した結果,飲み薬ではなく,張り止めの点滴をすることに。
普段から,注射されるとき
- 血管が細い
- 血管が逃げる
- 血管が出てこない(叩いても)
と言われ,3度はやり直しされることが多いかーぴん。。
看護士さん,一発で細い針を入れてくれました!!!
張りがあまりおさまらないので,
- シャワー禁止→洗髪と体拭きしてくれる
- 病室から出ない&できるだけ横になっておく
ということになりました。。
赤ちゃんのために,頑張るしかない!!!
管理入院ではなく
緊急事態ということで入院しました。。
張る間隔を計ってもらうと,20~15分置きくらいとのこと。
ん?それってどういうこと??
看「間隔が短いですね。先生に連絡しておきますね!」
か「はい。」
看護士さん,ちょっと慌ててたな。
と思いつつ,先生の外来が終わるまで,病室で待つことに。
とりあえず実家にも連絡し,
夕食と同時に,先生,外来終わったので,先生の診察を受けに,別室へ。
医「15分おきに張っているそうだね。これで痛みがあったら陣痛だから,
痛みが伴い,10分おきにくるようになったら,ここの病院は34週未満
の乳児を受け入れる施設がないから,転院してもらうことになるから。」
か「そうなんですか!?今まで先生に診て頂いたので,続けて先生に診て頂きたいです!!!」
医「すぐに転院とは言ってないから。。まだ出てきたらいけないから,張り止めの薬を飲んでもらうからね。」
か「はい!!」